藍染・草木染体験(自然の色を感じて・染めて・癒されて)

染色教室「彩」


   徳島の伝統文化である藍染について興味を持ち、作品を創る喜びを得るとともに、共同作業により市民の輪が広がっていくことを目的に、藍染・草木染の染色体験と、作品発表会を開催しました。

   草木染体験・・・平成26年11月22日(土)   午後1時~4時
      ・参加人数:30人
      ・茜染め、ウコン染め、ラベンダー染めの3種類
      ・染める材料は、ハンカチ、ミニスカーフ、ストールなど
      ・3、4人のグループに分かれ、各講師の元で、絞り染め、棒染め、
         ろうけつ染めなど模様を決めて前処理をした後、好みの色で染色
   藍染体験・・・・平成26年11月23日(日)   午後1時~4時
      ・参加人数:52人
      ・染める材料・実習過程は、草木染と同様
   作品発表会・・・平成26年11月24日(月・祝)   午後1時~3時
      ・参加人数:約120人、審査委員:3人、来賓:7人
      ・発表者一人ひとりが作品を手に、作品への思いや実習の感想を述べた
      ・発表者全員に賞を設け、「彩」会員手作りの賞品が審査員より手渡された
      ☆同時開催:第4回染色教室「彩」ファッションショー
           ◦「彩」会員が自作の衣装をまとい、和服、洋服、ゆかた、ロング
               ドレスをそれぞれ披露した
           ◦鳴門市のマスコットキャラクター「うずしおくん・うずひめちゃん」
              の登場、ゆかたでの阿波踊りは、会場を大いに沸かせた

    ※場所は、いずれもキョーエイ鳴門駅前店  4階  イベントホール





事業を終えて・・・



   染色体験を通して、家族の和、鳴門市民の輸が広がって欲しいと企画しましたが、家族での参加が5組あり、協力して作業をする微笑ましい光景が見られました。友人同士の実習風景や発表会の観覧など、あらゆる所に笑顔があふれていました。 ほとんどが染色初心者でしたが、染色に対する興味関心は喚起され、オリジナル作品を創る喜び、人に伝える喜びは得られたと確信できました。
   また、同時開催した平均年齢74歳の「彩」会員の手作りファッションショーを見ていただくことで、シニア世代への刺激になったと思います。



課題・反省点など



   チラシを1000部印刷し、9月下旬より募集を始めましたが、市民全体への周知は甘かったようです。より徹底した募集方法を模索したいです。 また、体験参加希望者のうち、応募用紙は提出しているものの、当日欠席という人が多かったので、事前確認が必要か検討したいと思います。加えて、余裕を持って開始時間を迎えられるように、集合時間を30分前に設定し、周知しておく必要があると感じました。




今後の目標、事業展開




   体験者の方からは、「次回も機会があれば参加したい」との声が聞かれました。今年の反省点を改善しながら、今後も事業を続けていきたいと思います。
   また、今回は資金面の関係から「彩」会員の負担が大きかったものの、応募体験者も会員も一体となって楽しむことができました。次回も今回同様、関係者全員が笑顔いっぱいの事業になるように、更に工夫していきたいです。