音楽劇「バンドー少年物語」実行委員会
第九だいすき♪ 鳴門だいすき♪
『第3回 朗読カフェ in 「第九の杜」』、『You~You 「第九」』、講演会を開催し、「第九」アジア初演の地である鳴門の誇りと使命感の高揚を図りました。
【第3回 朗読カフェ in「第九の杜」】
平成29年12月9日(土)
・場所:鳴門教育大学 講堂
(1)表現種別
①個人部門 ②団体部門
(2)年齢種別
①高校生部門 ②大学生部門 ③一般部門
(内容)
「板東俘虜収容所」の史実を元に書かれた著書から、意図した
内容が伝えられる箇所を朗読・読み聞かせをおこなった。
・出演者:13組23名
①高校生部門…4名 ②大学部門…3名 ③一般部門…16名
観客者数約150名
【You~You 「第九」】
・実施時期:随時開催
・場所:キョーエイ鳴門駅前店ほか5か所
(内容)「第九(歓喜の歌)」をドイツ語で歌えるように、わかりやすく指
導や支援を行った。
【講演会】
平成29年12月10日(日)
・場所:鳴門教育大学、講堂
(内容)鳴門市市政施行70周年記念として、「会津第九を歌う会」会長で
衆議院議員の小熊慎司氏が「バンドーの奇蹟」と題して講演を行った。
事業を終えて…・
(1)第3回 朗読カフェ in「第九の杜」
本事業を開催したことで、「板東俘虜収容所」の史実や「第九」との関連性に ついて広く啓発することができました。また、ケーブルテレビで本事業の様子が 録画放映されたことにより、来場者だけでなく市内外にも広く発信することがで きました。
(2)You~You「第九」
保育園などの職員や園児たちは、効果的な練習方法で回を重ねるにつれ、「第九」を歌う ことができるようになりました。
(3)講演会
「会津第九を歌う会」会長で衆議院議員の小熊慎司氏が「バンドーの奇蹟」と題し、 講演を行いました。福島県会津若松と鳴門市板東との交流の必要性などについて情熱的に講演し、来場者からは明確 でわかりやすかったとたいへん好評な声をいただきました。
課題・反省点など
(1)第3回 朗読カフェ in「第九の杜」
鳴門教育大学の講堂を借り開催しましたが、広報活動が充分でなかったため来場 者数が増えませんでした。様々な広報活動の対応を工夫し改善を図りたいと思います。また、今 後は趣向をこらした運営を研究し、さらに応募者が増えるように努めたいです。
(2)You~You「第九」
本年度は音楽劇「バンドー少年物語」の講演依頼が多かったためYou~You「第九」 を実施するための様々な団体やグループへの働きかけが充分にできませんでした。今後は、より多くの 市民に活用してもらえる効果的な啓発活動を展開したいです。
(3)講演会
鳴門教育大学講堂の集客数に見合うだけの来場者数にはいたりませんでした。小熊慎司氏の 講演がたいへん素晴らしかったので、多くの来場者に聴いていただきたかったです。 充分に啓発活動ができなかったことを反省しています。
今後の目標、事業展開
(1)第3回 朗読カフェ in「第九の杜」
朗読する著書を、「板東俘虜収容所」の史実から範囲を広げて、賀川豊彦に関する著書なども検討したいです。
(2)You~You「第九」
「第九」ブランド化の事業にも関連させながら、今後も「第九」初演の地にふさわしい 活動としてより多くの市民や団体・グループから指導の依頼があるように働きかけをしたいです。
(3)講演会
子どもたちや保護者を含む「エベレスト・ザ」一同は、ぜひ公演させていただきたいと強く願っていますが、資金調達についてはこれから考えていきたいと思っています。
当初補助額
500,000円
決算額
474,000円