福祉のまちづくり空き家バンク情報センター活動事業

空き家バンクで福祉のまちづくりを考える会


空き家情報の登録・提供などを行う情報センター活動を進めました。

 ・平成25年8月から、空き家所有者の登録並びに空き家活用希望者の登録を
    始めました。ホームページを作成するとともに、周知用ポスター・チラシ
    を作成し、自治会や老人会等に配布しました。
     →平成26年3月31日現在、空き家所有者の登録件数:2件、
                                          空き家活用希望者の登録件数:16件

 ・平成26年3月17日、空き家所有者と空き家活用希望者及び空き家活用審査
    委員でもって現地において空き家活用審査会を開催し、両者の希望につい
    て調査を行いました。結果については、希望額に差があり、保留となりま
    した。

 ・「第1回 空き家を活用した福祉のまちづくりセミナー」を、キョーエイ鳴
    門駅前店4階で3回に分けて開催しました。(参加者33名)
      平成25年12月22日(日) 高齢者のための互助ハウスづくりに向けて
       平成26年1月19日(日) 子どもたちの居場所づくりに向けて 
       平成26年2月 9日(日) 障がい者のための就労支援施設づくりに向けて




事業を終えて・・・



  ホームページの開設並びにポスター、チラシ等を地区自治振興会及び老人クラブ関係者に配布するとともに、市内の公民館に掲示する等により、空き家を福祉のまちづくりのために活用する旨の理解については徐々に広がりつつあります。

また、平成26年3月末現在、「福祉のまちづくりのための空き家バンク情報センター」への総アクセス数も230回と多くなっており、空き家を活用した福祉のまちづくりに関する問い合わせについても件数が増加しています。



課題・反省点など



課題として、当事業の推進にあたっては、空き家の存在把握については可能であるものの、所有者の把握が困難な面があるという点が挙げられます。このことから、所有者が福祉のまちづくりのために空き家を提供する意志があるかどうかの把握については、行政との緊密な連帯が必要であり、空き家を活用した施設の運営についても情報の共有が一層必要となっています。




今後の目標、事業展開




現在、徳島県内において11の自治体において空き家バンク事業が実施されており、民間で行っているのは本会と他にNPO法人1ケ所という状況です。運営には人件費を含む費用の捻出が必要で、資金調達の面で不安があるため、NPO法人化に向けて設立認証申請を行っています。
   ※平成26年5月9日にNPO法人に認証されました。