2 取水塔

取水塔

 鳴門市でみなさんが使用している水は、旧吉野川の表流水(井戸などで地面の下から取る水ではなく、川を流れている水)をくみ上げて浄化したものです。写真で川の中に建っている白い建物が取水塔(しゅすいとう)で、この中にある5台のポンプで水をくみ上げています。そこから伸びている青い管を導水管(どうすいかん)といい、取水した水を次の着水井(ちゃくすいせい) に送っています。

 くみ上げたばかりの水は川の水なので、藻や小さな生物が含まれています。このままでは沈殿池で藻がたくさん発生するなど、 浄水工程に影響がでてしまうので、ここで最初の次亜塩素酸ナトリウムと呼ばれる消毒剤の注入をしています。

現在の取水塔は、国の旧吉野川護岸工事にあわせて改修し、平成27年度に完成しました。
青い導水管が空や水面と調和してとてもきれいですね。

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