市の木、市の花、市の鳥、友好の花
市の木「モチ」
昭和59年8月、公募によって決定。
樹皮からトリモチをつくることで知られるモチノキ科の常緑樹。市内の山に多く茂り、晩秋に果実が赤く熟し、美しい色で楽しませてくれます。※写真はクロガネモチ。
市の花「ハマボウ」
昭和59年8月、公募によって決定。
市内の海岸付近に自生するアオイ科の落葉低木。ハートの形に似た葉を持つ清楚で愛らしい花で、7月下旬、鮮やかな黄色い花が1日だけ開きます。
市の鳥「コウノトリ」
平成30年1月1日、パブリックコメント手続きを経て決定。
世界で極東地域のみに、2,000羽あまりしか生息していない絶滅危惧種の鳥で、国の特別天然記念物。
主に、内陸の湿原、湖沼、河川、水田などに生息。
本市では、平成27年4月末に大麻町萩原で営巣開始が確認され、平成29年2月末に産卵、同年3月末にヒナが誕生し、鳴門の空に羽ばたきました。
友好の花「コスモス」
平成30年9月、「第九」アジア初演100周年を記念して、本市とドイツの姉妹都市リューネブルク市との友好の証として決定。
第一次世界大戦で捕虜になったドイツ兵が板東俘虜収容所付近に植えたと言われるコスモス。 そのコスモスを市内に咲かせるイベント「友好コスモス祭り」が毎年10月上旬から11月上旬まで開催され、 市内約50カ所で、コスモス畑が出現し、市内全域でコスモスの花が咲き誇ります。
また、本市とリューネブルク市との間では、毎年コスモスの種の交換を行い、互いの友好を深めています。 このように、板東俘虜収容所のドイツ兵たちが愛でた「コスモス」は、百年の歳月を経て、本市とリューネブルク市との友好交流、 ひいては友愛と平和の象徴として、市民の手により市内全域でその花を咲かせています。