ボートレース事業の社会・地域貢献

 ボートレース事業の収益は、日本財団や地方公共団体金融機構への納付金を通じて、ハンセン病の撲滅や海洋に関する様々な事業、社会インフラの整備などに利用されています。
 また、一般会計への繰出金を通じて、社会基盤の整備、社会福祉の増進、教育・文化の発展、地域経済の振興など様々な住民の福祉の増進を図るための施策に利用されているほか、施設の整備や開放、スポーツの振興、学校への無償生理用品の配布事業等を通じて地域の方々から愛され地域に貢献するボートレース鳴門を目指し様々な施策を推進しています。

 

一般会計繰出金により貢献した事業例

① 道の駅くるくるなると(令和 4 年4月オープン)
くるくるなると

②市役所本庁舎(令和6年5月開庁)
市役所本庁舎

③ 中央保育所(令和5年4月開所)
中央保育所

④市内循環バス
循環バス

 

ボートレース鳴門 地域開放型施設

 ボートレース鳴門では地域開放型施設(①~③)を設置し、市民をはじめ各種団体の会合や各種イベントにご利用いただいております。
 地域開放型施設の利用には申請が必要です。レース場の運営上、利用できない日があるほか予約状況や利用料等については、お電話でご相談ください。

 

① 特別観覧施設「ROKU」

床面積:180㎡
利用人数:10名以上60名以下
利用目的:営利目的、勝舟投票券の購入目的のみでの利用は不可
利用時間:午前9時から午後9時(ただし4時間を超えての利用は不可)
設備等:角テーブル10台、椅子40脚、ベンチ6台、ソファ用テーブル2台、ソファ2セット等
利用料:無料
ROKU

 

② メインスタンド1階「なるちゃんホール」

床面積:334.2㎡(スプラッシュバトルを含む)
利用人数:20名以上200名以下
利用目的:営利目的利用可(ただし物販を主目的は不可)
利用時間:午前9時から午後9時(ただしレース場運営上の制限あり)
設備等:ステージ(4.7m×9.0m、高さ0.84m)
利用料:有料(減免あり)
なるちゃんホール

 

③ 「芝生広場」

面積:5,115㎡
利用人数:20名以上
利用目的:営利目的利用可(ただし、物販は不可)
利用時間:午前9時から午後9時(レース開催日は閉門から午後9時)
利用料:有料(減免あり)
芝生広場

 

UZU PARK(外部リンク)

 ボートレース鳴門が運営するスケートボードパークを核としたスポーツ施設 UZU PARK(ウズパーク)は、無償で利用できるスケートボードパーク、バスケットコート、サイクルステーション、ボルダリングウォールを備えたウズホール(UZUHALL)などアーバンスポーツ拠点として機能しています。

UZU PARK

 

UZUHALL(ウズホール)

 グレードレース開催時には選手紹介式や表彰式、ファンイベントを開催しています。
 夏休みなどの長期休業中には「チームラボ・学ぶ!未来の遊園地」や「仕事体験テーマパーク Kandu(カンドゥー)」「北海道物産展」を開催するなど、地方では触れる機会の少ないコンテンツを提供しています。
 また、国内最大級のブレイクダンスイベント「THE JAM in NARUTO」や全国小学生ボルダリング大会、ニュースポーツ体験会などのスポーツイベントを開催するほか、地元出身バンドが中心となった音楽フェス(協賛)、文化活動団体の成果発表会の場としても利用されています。

UZUHALL
ボルダリングウォール、図書スペース、キッズスペース、ステージを備えたウズホール

 

地元地域への貢献

 ボートレース鳴門の地元地域への貢献として、ボートレース鳴門周辺の道路整備や水路の浚渫、各種施設の修繕、交通安全などの事業を実施しています。

中水尾川グランドトイレ
中水尾公園トイレ

 

スポーツの振興

 徳島ヴォルティス、徳島インディゴソックス、徳島ガンバロウズなどの地元スポーツチームの支援、NARUTO 大運動会や NARUTO スポーツデーへの協賛を通じた市民の健康づくり活動への支援を行っています。

インディゴ
徳島インディゴソックス選手による野球教室

スポーツデー
NARUTO スポーツデーでの体力測定

 

Free Sanitary Towel Action(生理用品無償配布事業)

 ボートレース鳴門では、社会問題となっている「生理の貧困」等の女性特有の課題に対する支援を検討し、すべての人に優しく寛容な社会づくりの一貫として「Free Sanitary Towel Action(生理用品無償配布事業)」を立ち上げました。
 市販のナプキンは基本的に袋入りのため、トイレ内で誰でも必要な分だけ手に取ってもらえるような提供方法に課題がありましたが、今回の企画により、広告等が印刷しやすく衛生面にも配慮した「ボックスタイプ」を開発(※)しました。
 ボックスタイプは、取り出し口からナプキンが1枚ずつ簡単に取り出せるようになっており、生活困窮の有無にかかわらず誰でも気兼ねなく利用してもらえるよう「だれでも自由に使ってください」のメッセージとともに、「ボートレース鳴門」や「ウズパーク」の広告を入れることにより無償配布を実現しました。
 市役所本庁舎、ボートレース場内の女性用トイレに配置するとともに、市内 5 中学校では学校の協力のもと生徒が自由に手に取れるようにトイレ内個室や洗面所に配置しています。

(※)開発にあたっては、株式会社ルネサンス様、大日印刷株式会社様にご協力をいただきました。

ボックスタイプ
ボックスタイプ(UZUPA・ボートレース鳴門広告)

新庁舎トイレ
鳴門市役所庁舎内女性用トイレ