じゃぶじゃぶ池づくり~いきものいっぱいプロジェクト~
鳴門市クリーンセンターでは、フクロウやサンショウウオが暮らす原始の森を再生させ、子供たちが自由に探検・冒険ができる「フクロウと子どもたちの森」づくりを進めています。この中で、鳴門市で58年ぶりに再発見された絶滅魚カワバタモロコを迎えることとなりたくさんの生き物が暮らせて、みんなで観察できる“じゃぶじゃぶ池づくり”プロジェクト(3回シリーズ)を行いました。
カワバタモロコとは
カワバタモロコは、日本固有のコイ科の淡水魚で、西日本の平野部や流れの緩やかな川や池などに生息していました。ところが、ここ数十年で住んでいる場所の環境が大きく変わったために減少し、現在絶滅危惧種となっています。徳島県ではすでに絶滅したと考えられていましたが2004年に鳴門市大津町で生息が確認されています。成魚で全長5 cmほどで、メスはオスより一回り大きくなります。
(カワバタモロコ)