木造寄木 内刳 肉身金泥 着衣漆箔 推定鎌倉年代の作
両手で定印形の阿弥陀像で寄木内刳り・彫眼であるが、右手は肘より先、左手は手首より先、膝前などは後補と見られる。肉身には金泥がほどこされ、着衣の部分は漆箔であるが、ともに後補と見られる。像の製作年代は鎌倉時代とみられる。
参考文献 『鳴門市史』上巻 昭和五一年三月三一日発行 四三七ページ参照