有形文化財絵画 桑島八幡神社の大絵馬
種別 | 有形文化財(絵画) |
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名称 | 桑島八幡神社の大絵馬 |
員数 | 1点 |
所有者 | 桑島八幡神社 |
年代 | 明治時代 |
指定の理由及び文化財的特徴 |
鳴門市でも最大級の絵馬である。民衆の乱舞が力強く描かれていて、当時の風俗・生活文化・芸能などを考える上で貴重である。絵の内容が地域に密着していて歴史的価値が高い。 額仕立て 右肩には賛と思われる文字が見られるが、傷みがひどくて読みづらい。雨に当てたためか、胡粉の剥落も見られる。左下には徳島恒山の署名と落款があり、阿波の絵師三木恒山と考えられる。なお、絵馬の裏側には墨書きで画面いっぱいに龍の絵が描かれており、左側に「登志也」の文字が大きく書かれ、その横にも判読不明の文字列がある。また、額の下面に奉納者五六名の氏名が記載されている。(参考)画家三木恒山(みきこうざん)は、文化八年に、現在の海部郡牟岐町に生まれた。京都に出て医業を学ぶ傍ら岸駒について画を学び、のち、医業をやめて画に専念した。虎および人物に秀でたといわれる。その後諸国を遊歴し画技を磨いた。明治一七年東京の内国絵画共進会等に出品し褒賞を得た。明治24年4月17日小松島の自邸で没。年81歳。 |
写真 | |
所在地 | 撫養町大桑島 |