天然記念物 大麻山峯神社の大杉(合体木)

種別 天然記念物(植物)
名称 大麻山峯神社の大杉(合体木)
員数 1件
所有者 大麻比古神社
年代  
指定の理由及び文化財的特徴

現在、鳴門市最高峰である大麻山(538㍍)の頂上及び周辺山域は、貴重な自然植生の樹林が保護されている。この山域は、大麻山県立自然公園に指定され、県内を代表する優れた風景地の一つである。その山頂には、大麻比古神社の奥宮である峯神社が鎮座する。神社参道沿いにある大麻山峯神社の大杉(合体木)は、幹周りが5.44㍍、樹高約27㍍、枝張りは東西10.4㍍、南北13.5㍍に及び、鳴門市内の杉として、第1位の大きさを誇る。樹勢も旺盛である。また、本樹は隣接して生じた2樹が互いに競い合いながら成長し、やがて幹が合体して1樹となった珍しい巨木であり、貴重である。なお、推定樹齢は約300年以上とみられる。

また、大麻山峯神社の大杉(合体木)は、根部に「お不動さん」こと石祠が二基祀られており、信仰の対象でもある。

写真

所在地 大麻町板東