天然記念物 津慈八幡神社のクスノキ

種別 天然記念物(植物)
名称 八幡神社のクスノキ2樹
員数 2件
所有者 春日神社
年代  
指定の理由及び文化財的特徴

勝瑞城主三好氏の家臣であった斎藤氏が居住し、武人の守護神として勧請したと言い伝えられている。『阿波志』には、「八幡祠津慈村に在り」とあり、明治初年に村社となった。勝瑞城館からは約2㎞の場所にある津慈八幡神社は旧吉野川沿いにあり、水上交通の要衝に位置していたと考えられる。2樹のクスノキは参道東側にあり、社殿に近い一樹は幹周7.43m・樹高約20m、旧吉野川側の一樹は幹周7.05m・樹高約18mに達する。

津慈八幡神社の二樹のクスノキは、両樹ともに八幡神社の神木として保護されてきたものであり、クスノキの自然な樹形が保たれた鳴門市内屈指の巨樹として貴重であるため。

写真

所在地 大麻町萩原