萩原春日神社の社叢林はスダジイが優占する暖温帯の常緑広葉樹林で、その構成樹種は40種以上に上る。スダジイの他、ツブラジイ、マテバジイ、ムクノキ、クスノキ、ホルトノキ、ナナミノキの高木と、アラカシ、クロガネモチ、モッコク、イヌガヤ、イスノキ、クスノキ、センダン、ヤブツバキ、スダジイ、ムクノキ、フユヅタの亜高木が主体となり、社叢林を構成している。
特に本殿の背後のスダジイは県内屈指の巨樹であり、自然に近い樹林の姿を留めていて貴重であると認められるため。