自生のものとして意義がある。
スイレン科、葉の直径が二メートルを越える大型のハスである。一面にとげを生じているためにこの名がついた。北は本州南部から南はインドにいたるまで広く分布する南方系の、一年生草本である。雄大な葉を水面に浮かべている姿には目をみはるものがあるが、近年次第に減少の傾向にある。本市では、斎田の大池と、小森の中池に多数の生育が見られる。