史跡 萬七の墓

種別 史跡
名称 萬七の墓
員数 1件
所有者 東林院
年代 江戸時代
指定の理由及び文化財的特徴 大谷焼陶祖の墓として意義がある。
文化財に指定されている「黒焼き物由来記」などでは、安永九年(一七八〇)ころ、九州豊後の文右衛門が、巡礼の途中に大谷に立ち寄って陶技を伝えたとされている。従来この墓が文右衛門の墓であると伝えられてきて、窯業関係者の間で大切にされてきたが、大谷焼の研究家豊田進氏が調査した結果、萬七の墓であることがわかり、陶祖は萬七であることがわかった。この萬七が文右衛門と同一人物かどうかはわかっていない。
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所在地 大麻町大谷