史跡 大谷の藩窯跡

種別 史跡
名称 大谷の藩窯跡
員数 1件
所有者 個人
年代 江戸時代
指定の理由及び文化財的特徴 この窯跡は、磁器が生産されていた頃の藩窯跡である。山尾根の中腹に造られた登り窯の跡で、付近には細工場などもあった。安永九年(一七八〇)ころ、一二代藩主治昭の代に大谷に藩窯が築かれ、翌天明元年(一七八一)初めて染付磁器が焼かれた。その後三年間程磁器が生産されたが、採算があわず中止になった。その後それらの施設を利用して民間で陶器が生産されるようになり,次第に生産が軌道に乗るようになったのが、現在の大谷焼である。創始の模様は納田古記録に詳記されている。
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所在地 大麻町大谷