有形文化財歴史資料 わんわん凧(鳴門大凧)ガラス乾板

種別 有形文化財(歴史資料)
名称 わんわん凧(鳴門大凧)ガラス乾板
員数 40枚
所有者 鳴門市
年代 昭和初期
指定の理由及び文化財的特徴

学術的価値が高いもの

昭和初期の凧揚げが最も盛んであった頃に撮影されたと推察されるガラス乾板である。昭和9年6月2日に由良要塞司令部の許可を得て作製された絵葉書の原板の一部がこのガラス乾板で、撫養町役場と林商店から発行されたものが残されていることから、撮影は前年の昭和8年と考えられる。
ガラス乾板に残されている映像は大凧の飛翔状況だけではなく、制作・組み立ての風景や飛翔準備の様子等が撮影されており、当時の盛況ぶりを今に伝える歴史資料としての学術的価値は高い。

写真

所在地 鳴門市南浜