有形文化財古文書 鳴門戸辺集

種別 有形文化財(古文書)
名称 鳴門戸辺集
員数 1冊
所有者 個人
年代 江戸時代
指定の理由及び文化財的特徴

和綴本 90枚
撫養24ケ村浦と北灘8カ村浦の開基とその事情、庄屋、産業と産物、地理的説明(名勝、旧跡、伝説他)藩の役所、身分関係、社寺などを記録したもの。

異本にない序文、堂浦の3丁分が揃っている。跋文はない。寛政一一年成立の撫養地方の地誌。作者は不明であるが、撫養の庄屋と推定されている。幕府の代替わり毎に全国に派遣される「御巡検使」を案内した経験をもとにしている。この木村博州蔵本のみ序文と奥付があり、当初の形に最も近い。

参考文献
『鳴門辺集』鳴門市史下巻別冊 昭和六三年三月三一日発行

写真  
所在地 瀬戸町北泊