有形文化財彫刻 阿波人形浄瑠璃人形頭娘頭
| 種別 | 有形文化財(彫刻) |
|---|---|
| 名称 | 阿波人形浄瑠璃人形頭娘頭 |
| 員数 | 1個 |
| 所有者 | 個人 |
| 年代 | 近代 |
| 指定の理由及び文化財的特徴 |
娘頭は人形浄瑠璃において可憐な活躍をする。面長十六・0cm、面幅一一・五cm。頭の材質は桐、喉木は檜。顔面は白色、眉は墨書き、目にはガラス玉を入れ、唇には鮮やかな朱を置き、上唇には、白い歯列を付ける。美しい眉と小さな清艶な口許、鬘には花簪と前ビラ、鬢には黒い絹製の糸房をつけて、姫様然とした美しさを表現する。カラクリは眠り目。内部には全掲の墨書銘があり、初代天狗久の直弟子で、文楽の座付き人形師を勤めた天狗弁(本名近藤弁吉=一八七三~一九六九)の作品と判る。 参考文献 |
| 写真 | |
| 所在地 | 撫養町林崎 |
















