有形文化財絵画 絹本著色絹本阿弥陀尊来迎図

種別 有形文化財絵画
名称 絹本著色絹本阿弥陀尊来迎図
員数 1幅
所有者 東林院
年代 鎌倉時代
指定の理由及び文化財的特徴

鎌倉時代中期頃の傑作一般に山越え阿弥陀風と呼ばれ、仏の表情や風景は大和絵的な感じをよく表している衣文は切金細工で精巧である
保存も完全である

形式的には坐像来迎図で、立像来迎図よりは古式である。画面左上から右下への対角線上に蓮華座に乗る阿弥陀如来、合唱する観音、更に両手で蓮台をとる勢至菩薩の三尊を配し、画面左下に山なみと樹木を描き、山を越えて来迎する姿を表している。この図は地塗りがかなり厚く三尊の肉身も白塗りになっていることから、鎌倉の中期ごろまでの作(伝春日基光筆)であろうと考えられている。色彩は暗い朱、緑青、群青を主調とし、優美な線で仕上げられていて構図も安定している。

参考文献
『鳴門市史』上巻 昭和五一年三月三一日発行 P82

写真

所在地 大麻町大谷