天然記念物 飛島のイブキ群落

種別 天然記念物(植物)
名称 飛島のイブキ群落
員数 1件
所有者 徳島県
年代  
指定の理由及び文化財的特徴

本県では、蒲生田岬とか、伊島などにもイブキの自生地が僅かに見られるが、この島のように多数群生し老成幡居して奇態をなしていることは希であるとして指定された。

飛島は鳴門公園の東南方七〇〇メートルにあり、鳴門海峡に面しているため、絶えず潮流に洗われて、周囲は断崖絶壁になっている。しかも海岸には巨大な石が散乱していて近寄りがたい様相を呈している。 飛島のイブキは、クロマツ・ウバメガシ・マサキ・オオグミ・トベラ等に混じって島の頂部から西側斜面にかけて自生している。飛島のイブキは強風の吹き寄せる悪環境で育ったためか、多くの木で頂部や枝先に枯れ込みが目立つ。また根土が洗われて傾いているなど、壮絶な様相を呈している。中には枯死寸前のものもあるが、多くは新しい枝や根を出していて、イブキが生命力の旺盛な木であることを示している。なお、北側斜面を中心にイブキの幼苗が多数散見され、イブキが世代交替しながら群落を維持していることがわかる。

写真

所在地