介護相談員派遣事業

介護保険制度が導入され、介護サービスの提供は、行政による措置から利用者の選択・判断に基づく契約へと変わりました。介護保険を利用している人の中には、介護保険施設の対応や介護サービスの質について、要望や希望、疑問や不満を抱きながら、職員に対する気がねなどから、人知れず我慢をしている人も少なくありません。

介護相談員は、介護サービス利用者からの日常的な不満や疑問などの声を聴き、サービス提供者の間に立って、橋渡し役となり問題解決に向けた手助けをする役割です。

また、この事業は、派遣を受けた事業所において介護サービスの質的な向上を図ることを目的としており、国の介護相談員派遣事業に基づいて、市町村が実施するものです。(詳しくは、介護相談・地域づくり連絡会へ)

鳴門市では、平成12年度より、所定の研修を修了した介護相談員が、介護療養型医療施設を除く、市内の介護保険施設や認知症対応型グループホームなどを二人一組で訪問(月2回程度)し、相談活動(新型コロナウイルス感染症の状況により、オンライン相談となる場合があります)をしています。

 

 

お問い合わせ

健康福祉部 長寿介護課
TEL:088-684-1175