フロン対策

フロン類について

フロンとは、フルオロカーボン(フッ素と炭素の化合物)の総称で、CFC、HCFC、HFCを「フロン類」と呼んでいます。化学的にきわめて安定した性質で扱いやすく、人体に毒性が小さいといった性質を有していることから、エアコン、冷蔵・冷凍庫の冷媒や、建物の断熱材、スプレーの噴射剤など、身の周りの様々な用途に活用されてきました。

しかしCFC、HCFCはオゾン層への影響や温室効果が大きい物質です。その代替として、主にHFCへの転換が進められてきましたが、HFCは、オゾン層を破壊しないものの、二酸化炭素の100倍から10,000倍以上の大きな温室効果があります。

 

フロン対策について

フロン類への対策のため、平成13年に制定された「フロン回収・破壊法」が平成25年6月に「フロン排出抑制法」に改正されるなど、フロン類の製造から廃棄までのライフサイクル全体にわたる包括的な対策が取られるようになりました。

 

最後に

皆様におかれましては、オゾン層保護や地球温暖化防止のため、フロン製品の適切な処理やノンフロン製品の普及にご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。

お問い合わせ

環境共生部 環境政策課
TEL:088-683-7571