子どもの貧困対策
子どもの貧困対策について
国では、平成25年6月に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が、平成26年8月には、「子どもの貧困に関する大綱」が制定され、子どもの貧困に関する基本的な方針、並びに指標を設定し、貧困対策に取り組んでいます。
また、平成28年国民生活基礎調査では、「子どもの貧困率」は、13.9%、ひとり親世帯の貧困率は、50.8%となっています。
こうした状況の中、本市では、子どもの貧困対策を含めた子育て支援策を推進するとともに、貧困の状況にある子どものいる家庭の実態を把握するため、平成28年6月に設立された「子どもの未来を応援する首長連合」に設立当初より加盟することにより、組織のネットワークを活用した情報収集や国等への要望活動も実施していました。
さらに、国や県が実施している調査研究結果を参考に、実態の把握に努めるとともに、特に経済的な支援が必要とされるひとり親家庭等については、児童扶養手当の申請時や毎年8月に実施している現況届の提出時等に、お子さんの状況等についてお伺いするとともに、必要に応じて、本市に配置している母子・父子自立支援員による相談も実施しております。
相談内容については、生活に関する相談が多く、市において独自に子育て世帯の生活に関する実態調査やニーズ把握の必要性を感じたことから、子育て世帯の生活状況を調査するため、平成29年度に「子どもの生活実態把握等調査事業」を実施いたしました。
今後につきましては、本調査事業の結果を踏まえ、貧困対策も含めた幅広い子育て支援策を実施してまいります。
子供の未来応援国民運動
平成27年10月から、「子供の未来応援国民運動」が展開されています。
内閣府、文部科学省、厚生労働省及び独立行政法人福祉医療機構が中心となって構成された「子供の未来応援国民運動」のホームページでは、すべての子どもたちがそれぞれの夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指して、様々な情報を提供しています。
詳細は、内閣府のサイトへ(内閣府のサイトへジャンプします。)
鳴門市の取組
「子どもの未来を応援する首長連合」への加盟について
平成28年5月に佐賀県武雄市で設立された「子どもの未来を応援する首長連合(子どもの貧困対策連合)」の趣旨に賛同し、本市も加盟しています。
「武雄市子どもの未来を応援する首長連合(子どもの貧困対策連合)」の活動内容については、こちらまで。(武雄市のサイトへジャンプします。)
「子どもの生活実態把握等調査事業」の実施について
子どもの貧困が全国的に問題となっていますが、本市においては、子育て世帯等の経済状況や生活状況、支援ニーズを把握するため、平成29年度に国の『地域子供の未来応援交付金』を活用し、「子どもの生活に関するアンケート調査」を実施しました。
今後、本調査の詳細な分析結果をもとに、地域の実情に応じた子どもの貧困対策に関する施策や事業を検討していきます。
【調査の概要】
1 調査期間
平成30年2月5日から平成30年2月19日
2 調査対象者
市内小学1年生全員(430人)の保護者
小学5年生全員(423人)の子どもとその保護者
中学2年生全員(434人)の子どもとその保護者
市内の児童扶養手当受給世帯(379世帯)の保護者
3 回収結果
配布数 | 有効回収数 | 回収率 | |
保護者 | 1,666 | 737 | 44.2% |
児童生徒 | 857 | 385 | 44.9% |
4 アンケート調査票
児童生徒用アンケート調査票[PDF:2.3MB]
保護者用アンケート (学校配布用)[PDF:385KB]・(郵送用)[PDF:376KB]
5 アンケート結果
鳴門市子どもの生活に関するアンケート調査報告書[PDF:1.37MB]
上記アンケート調査の調査報告書です。
本調査にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
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