鳴門市学園都市化構想
鳴門市と鳴門市教育委員会、鳴門教育大学は、教育・保育の分野での連携協力体制(※1)を構築し、「鳴門市の学園都市化」を目指し、平成25年度より、鳴門町の保育施設・幼稚園・小中学校を中心としていろいろな事業を実施しています。
現在、鳴門町地区を主な対象に連携協力を行っていますが、段階的に地区を拡大し、最終的には市内すべての保・幼・小・中学校を対象に連携協力を行うことを目指しています。
※1 連携協力は、次の6つの事項について行うこととしています
(1)幼児教育・保育に関すること (2)学力向上に関すること
(3)生徒指導に関すること (4)課外活動に関すること
(5)教育研究活動に関すること (6)その他3者が協議し必要と認めること
事業の内容
(1)鳴門教育大学が学校などに教育資源を提供
①学生ボランティアをサポーターとして学校などに派遣
児童等は、きめ細かいサポートを受けることで、学習意欲の向上などが期待できます。
また、学生は教育活動の体験を通して、将来学校教育を担う人材としての資質向上が期待できます。
- 学習支援サポーター(鳴門町のみ)
鳴門地区の小中学校における授業や放課後学習のサポート - 部活動等支援サポーター(鳴門市内)
幼稚園及び小中学校ならびに認定こども園IZUMIにおける授業や放課後学習のサポート - 特別支援教育サポーター(鳴門市内)
幼稚園及び小中学校に在籍する児童等の支援 - 小学校外国語活動学生サポーター(鳴門市内)
小学校の外国語活動をサポート - 中学校英検学生サポーター(鳴門市内)
中学校の英検受験学習をサポート
②鳴門教育大学の施設を開放
- 多目的広場や図書館・テニスコートなどを活動に利用
- 鳴門教育大学への避難訓練を実施(鳴門西小・成稔幼稚園合同避難訓練)
(多目的広場で遊ぶ園児) (避難訓練)
(2)学校などと鳴門教育大学が連携した教育活動
①研究及び授業研究など
- 認定こども園、幼稚園では専門的な保育実践や発達障がい、児童虐待などに関する研修や実践活動
- 学力向上や効果的な授業のための、教科の授業研究や実践
②保幼小連携推進事業
発達や学びの連続性を踏まえた円滑な接続を目指し、保育施設、幼稚園、小学校の子どもたちが、鳴門教育大学学生と共に自然体験活動通じた異年齢交流を行う。
(コスモス祭りに参加(保幼小連携事業))
③鳴門教育大学の教育研究活動への協力
保護者アンケートへの協力など