人権教育・啓発の取り組み
しない・させない差別につながる身元調査
1988(昭和63)年から各家庭の玄関に「身元調査おことわり」のステッカーを貼り意思表示をする運動を推進しています。
この運動は、身元調査の主な目的が、結婚や就職に際して調査対象者が同和地区出身者かどうか調べることにあります。また、本人の責任でない家族の様子や思想・家柄・資産など本人が他人に知られたくないことを、知らないうちに調べることにあります。結婚はお互いの意志が尊重されるべきものです。就職は、「能力」「適正」「やる気」などにより公正な選考採用が行われるべきものです。
身元調査は調査対象となった人の就職や結婚などの自由や権利を侵害しています。結婚や就職など人生の門出を笑顔で迎えるために、「しない、させない差別につながる身元調査」運動を推進しています。
人権教育推進強調月間(11月10日から12月10日)
「語ろう同和問題 広げよう学習の輪を!」をスローガンに、各種広報活動、講演会、文化祭、人権展、研修会、交換学習会、作文・標語等の募集、などさまざまな取り組みが集中して行われます。この機会に身近に行われる行事に参加をして、さまざまな人権問題を家庭や学校、地域、職場などで話し合いをしてみましょう。
■強調月間中の各種行事等の様子
人権地域フォーラム
鳴門市と松茂・北島・藍住・板野・上板町が連携して、人権教育・啓発の在り方を共に学び共に考える研修の場として開催しています。どなたでも参加できます。
鳴門市人権教育研究大会
毎年開催し、同和問題をはじめさまざまな人権問題の解決に向けて、保育所(園)、認定こども園、幼稚園、小・中学校の公開保育・授業や学校教育・社会教育の分科会研究討議などを行っています。どなたでも参加できます。
2022年度は林崎保育所、精華幼稚園、里浦小学校、林崎小学校、第二中学校での書面開催となりました。
ヒューマンライツメッセージなると
市内の小・中・高・大学生達の人権作文による意見発表と人権問題講演会を開催します。どなたでも参加できます。