広域避難の受入れについて
1. 広域避難の調整経緯
福井県の嶺(れい)南(なん)地域には、高浜発電所をはじめ6発電所、15基の原子力施設が立地し、これら原子力施設のUPZ(緊急時防護措置を準備する区域:概ね30km圏)は、福井、滋賀、京都3府県にまたがっています。この3府県では、あらゆる規模の原子力災害を想定し、域内住民が円滑に避難できるよう、府県内の避難先に加え、府県外の避難先も確保するようにしています。
このうち、府県外への避難(以下「広域避難」という。)については、3府県から関西広域連合(以下「広域連合」という。)に対して要請があり、3府県の域内住民を、広域連合で受入れることになりました。
広域連合の構成団体である徳島県でも、京都府舞鶴市の避難者を受入れることになり、同市からの避難に要する時間と距離が可能な限り短くなるよう、県北部の鳴門市、松茂町、北島町が受入れ先となりました。
なお、京都府の実施する放射性物質の汚染検査および除染の結果、基準値以上の汚染のないことが確認できた方を受入れることになります。
2.避難所の選定
広域避難が円滑に行われるよう広域連合が定めた「原子力災害に係る広域避難ガイドライン」や、徳島県が定めた「原子力災害に係る広域避難の受入調整方針(※)」に基づき、市内にある避難所の中から、下表「原子力災害に係る広域避難の受入施設」のとおり、避難所の選定を行いました。
【原子力災害に係る広域避難の受入施設】
撫養町・・・鳴門・大塚スポーツパーク(アミノバリューホール)、鳴門・大塚スポーツパーク(ソイジョイ武道館)、勤労者体育センター、黒崎小学校(体育館)、 桑島小学校(体育館)、第一中学校(体育館)、 第二中学校(体育館)、鳴門高等学校(体育館)、鳴門市剣道場、鳴門市立図書館、林崎小学校(体育館)、 撫養小学校(体育館)
里浦町・・・里浦小学校(体育館)
鳴門町・・・鳴門教育大学(体育館)、鳴門中学校(体育館)、鳴門西小学校(体育館)、旧鳴門東小学校(体育館)
瀬戸町・・・明神小学校(体育館)、旧島田小学校(体育館)、旧瀬戸小学校(体育館)、 瀬戸中学校(体育館)
大津町・・・大津西小学校(体育館)、第一小学校(体育館)、 鳴門渦潮高等学校(第一体育館)
北灘町・・・旧北灘西小学校(体育館)、旧北灘東小学校(体育館)、旧北灘中学校(体育館)
大麻町・・・大麻中学校(体育館)、堀江北小学校(体育館)、堀江南小学校(体育館)、人権福祉センター、板東小学校(体育館)、板東南ふれあいセンター