団体紹介

地区自治振興会

いざという時、頼りになります!

   町内会(自治会)に加入しませんか?

鳴門市では、市民の皆さんが主役の、“笑顔と魅力うずまく鳴門”を実現するため、市民の皆さんに町内会(自治会)への加入をおすすめしています。
(※ただし、加入はあくまで任意です。)


  • 「町内会(自治会)に加入しませんか?」
      リーフレットはこちら

      町内会(自治会)加入取次依頼書はこちら

 

地区自治振興会とは

本市には、地域住民で組織される「地区自治振興会」が市内14地区にあり、地区内の町内会をはじめ、婦人会や老人会などの各種団体が連携し、「自分たちの住むまちをより良くしよう」と積極的な活動を行っています。
この「地区自治振興会」は、平成5年の「東四国国体」を地域ぐるみで大成功に導いた経験を、今後のまちづくりに活かしていこうと、市からの呼びかけに応じて、平成6年から8年にかけて市内全域に組織されました。

 

地区自治振興会の活動

「自分たちの地域は自分たちでつくりあげる」を合い言葉に、地域内の各種団体が普段活動を行っているそのままのスタイルで参加し、各団体の会員に限らず、地区に住む住民であれば、誰でもが参加できる活動を行います。
町内会などの団体に属していない住民でも、「地区自治振興会」によって、つながり、その活動への参加を通じ、誰もが地域のまちづくりに参画できることとなります。まさに、地域住民全員からなる「コミュニティ組織」です。
(地区内の各種団体が連携して、それぞれの得意分野を活かしながら、環境・文化・体育・福祉・安全等に関する専門部会を設置して活動を行っています。)

 

地区自治振興会の役割

現在、「東日本大震災」の教訓として、「地域の絆の大切さ」が見直されています。また、本市も4人に1人が65歳以上という高齢化が進んでおり、住み慣れた地域で、いつまでも安全、安心に暮らしていくためには、「人と人とのつながり」が大切になっています。
こうした「絆」や「つながり」を育むためにも、地域住民全体をつなぐ「地区自治振興会」の役割は、ますます重要になっています。

 

地区自治振興会の構成団体

町内会(地域によっては自治会、総代会など)、
地区社会福祉協議会、地区婦人会、老人クラブ、子ども会、
地域の安全を守る会、消防分団、自主防災会、交通安全協会地区分会、
校区交通安全母の会、地区民生児童委員会、地区人権教育推進協議会、
地区環境衛生組合、不法投棄監視パトロール隊、
幼少中学校、PTA、地区内のNPO法人など

 

各地区自治振興会の名称と活動拠点

地区自治振興会名 活動拠点
木津神地区自治振興会 木津元村集会所
中央地区自治振興会 渦潮ふれあい館
斎田地区自治振興会 斎田公民館
黒崎地区自治振興会 黒崎集会所
桑島地区自治振興会 桑島老人憩いの家
川東地区自治振興会 川東公民館
里浦地区自治振興会 里浦公民館
大津地区自治振興会 大津中央公民館
鳴門東地区自治振興会 鳴門東コミュニティセンター
鳴門西地区自治振興会 鳴門公民館
瀬戸地区自治振興会 瀬戸公民館
北灘地区自治振興会 北灘公民館
堀江地区自治振興会 堀江公民館
板東地区自治振興会 板東南ふれあいセンター

 

各地区自治振興会の活動

次のような活動をおもに行っています(具体的な活動例)

  • 地区内の一斉清掃や除草作業のほか、EMを活用した水路等の水質改善、
    不法投棄ゴミの撤去などの環境美化に関する活動
  • 独居老人宅への慰問やお弁当の配布、ウオーキング大会・グラウンドゴルフ大会
    の開催など福祉・健康づくり・体育に関する活動
  • 子どもたちの見守り活動をはじめ、防災用具の充実、避難訓練など
    安全・防災対策に関する活動
  • 地区に伝わる踊りの伝承をはじめ、文化展や芸能祭の開催、
    三世代が集える地区独自のコミュニティイベント(○○まつり等)の開催など
    文化・地域交流に関する活動            など

これらの活動には、「鳴門市地域づくり事業活性化補助金」が活用されています。

 

鳴門市地域づくり事業活性化補助金

自治意識に根ざした地域のコミュニティ活動を活性化し、地域によるまちづくりを推進するための財政的支援として、自治基本条例に先駆けて、平成22年度に創設された市補助金。(条例にそって、市民協働を推進するために、地域住民の主体的なまちづくり活動をサポート)
地区自治振興会が行う地域づくり活動に要する経費を対象としています。 事業を限定することなく、環境・福祉・安全・防災・体育・文化など幅広い分野で、地域住民の創意工夫と合意により、計画され実施される自主的な地域づくり事業に要する経費に対して、申請に基づき交付します。

補助金活用事業の一部を写真で紹介「みんなの活動」で紹介しています。

 

鳴門市自治振興連合会とその活動

平成8年5月には、全14地区自治振興会で構成する「鳴門市自治振興連合会」が発足しました。 各地区自治振興会間の情報交換や連絡調整を行うとともに、自主的な事業を通じて、自治意識の高揚と住民相互の親睦を図り、住み良い地域づくりを目指しています。 具体的には次のような活動を行っています。

・総会、役員会、地区会長会の開催
(定期的に地区会長会を開催し、14地区会長が集まり、情報交換に努めています)
・関係機関との協議 ・広報活動の充実
・市長との懇話会の実施 ・コミュニティ研修会の開催 ・鳴門のまつりの開催
・地域づくり事業活性化補助金事業の充実に向けた意見交換
・さまざまな活動との連携 ・市民活動交流研修会への協力

「鳴門のまつり」の様子を写真で紹介「みんなの活動」で紹介しています。
 

鳴門のまつり

地域で受け継がれているまつりなどを、広く市民に紹介することを通じ て、伝承文化に対する市民の関心を高め、郷土の文化を大切にする心を 育むとともに、次世代に伝統文化を継承していくことを目的として、 市自治振興連合会の主催で平成14年度から開催。
後継者問題等に苦労しながらも脈々と各地域で受け継がれてきた伝統 行事(お練り・獅子舞・御輿・廻り踊り・阿波踊り等)を、「鳴門のまつ り」当日には一堂に会して見物することができ、市民から大変親しまれ ている。

当初から市との協働により開催しており、鳴門ウチノ海総合公園を育 てる会や鳴門市子どものまちづくり推進協議会とも連携している。 (伝承文化の担い手である子ども達がたくさん参加できるよう、子ども のまちフェスティバルと同時開催)                                                       
各地区自治振興会の会員である地域住民と伝承文化団体を中心として 実行委員会を組織し、企画から運営まで地域住民が主体的に取り組ん でいる。櫓の組み立て、テント等の設営、大漁旗や大看板の取り付け 等の会場設営についても、前日から地域住民が集まり、総勢200人 の地域住民スタッフで運営。

当日、会場内では、地元漁協婦人部や市 婦人連合会等により、地元の食材をふんだんに使った飲食ブースも設 けられ、また、花街道・地域づくりネットワークも花苗の無償配布 を行うなど、住民のネットワークを活かしたイベントになっている。

 

メッセージ(平成25年11月)

鳴門市自治振興連合会会長 村上菊雄

平成23年3月、鳴門市に県下初となる自治基本条例が制定されました。
市自治振興連合会も、構成する14地区自治振興会とともに、これまでの活動経験を生かした意見を出して、条例づくりに関わりました。
この条例には、「まちづくりの主役は市民」であること、その実現には、「市民参画」と「市民と行政の協働」が大切であることなど、市民活動に取り組む私たちの思いが脈々と貫かれています。

振り返れば、「自分たちの地域は自分たちでつくりあげる」を合言葉に、平成6年から8年にかけて市内全域に地区自治振興会が結成されましたが、すでに諸先輩方は「住民自治」の大切さを認識されながら、自分たちの住むまちをより良くしようとボランティアによる活動を実践され、今の私たちも引き継いできました。

その想いは、20年近くたって、ようやく「市民が主役」をめざす自治基本条例となったことから、私たち市民もこの条例を大切に育てていくと同時に、少子高齢化が進む中、地区自治振興会の役割や意義については、原点に立ち返り、見つめ直す時期にきていると感じています。

地区自治振興会とは、地域内の町内会や婦人会、老人会などの各種団体が連携して活動していますが、各団体の会員に限らず、地区住民であれば誰もが参加できます。つまり、各種団体に属していない住民でも、地区自治振興会によってつながることができ、その活動への参加を通じて、誰もがまちづくりに参画できるなどの意義を有しています。
今、東日本大震災の教訓として、「地域の絆の大切さ」が見直されています。また、高齢となっても住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らすために、「人と人とのつながり」が重要になっています。強く結ばれた「絆」や「つながり」を育むためにも、地域住民全体をつなぐ地区自治振興会の果たす役割は、重大性を増しています。

今後も、14地区が一丸となり、市民一人ひとりが「自分も地域のために」という気持ちで、積極的にまちづくりに参画できるよう、「住民自治」の意識を育みながら、「市民が主役のまちづくり」に向けた取組を行っていきたいと考えています。

(「情報紙なると」第38号/平成25年11月6日発行)

町内会・自治会への加入促進に関する協定を締結しました!

平成28年5月2日

   町内会・自治会への加入促進を図る対策としまして、公益社団法人徳島県宅地建物取引業協会(宅建協会)と鳴門市自治振興連合会、鳴門市の三者で「鳴門市における町内会・自治会への加入促進に関する協定書」の締結式を行いました。


          左から、泉市長、宅建協会松本会長、自治振興連合会村上会長

    >>鳴門市における町内会・自治会への加入促進に関する協定書

 

◇目的
   地域のコミュニティの根幹である町内会・自治会への加入促進に関して、相互に連携及び協力関係を構築し、地域社会の発展に資することを目的としています。
   町内会・自治会は、そこに暮らす住民同士の絆を深め、生活環境の改善や安全・防犯など、様々な取り組みをしており、また、地域の防災意識が高まっている中で、町内会・自治会に期待される役割は大きなものがあります。そこで、より多くの皆様に町内会・自治会の活動を知っていただくことが大切であると考え、協定を締結することとなりました。

◇「鳴門市における町内会・自治会への加入促進に関する協定」の取り組み

   宅地建物取引業事業協力者の店舗等に、自治振興連合会と市が作成した加入促進パンフレットを配置していただき、新規入居者や住宅購入者等に対し配布していただくなど、町内会・自治会への加入の働きかけを行っていただくこととなっております。


                                      協定書の調印の様子
 

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