公開日 2025年04月10日
鳴門市ドイツ館では、令和7年4月15日(火)から6月11日(水)まで、企画展「板東俘虜収容所と神戸の記憶―捕虜たちが遺した文化と物語」を開催します。
第一次世界大戦時、日本に連れてこられたドイツ人捕虜たち。鳴門市(当時、板野郡板東町)にあった板東俘虜収容所では、音楽や演劇、パン作り、出版活動といった豊かな文化活動が行われました。そのなかの数名は、戦後も日本にとどまり、最期は神戸の再度山外国人墓地に眠ることとなりました。彼らの人生は、異国の地で文化を育み、人とつながり、生き抜いた「証」でした。
本企画展では、板東俘虜収容所での日々や神戸での人生、そして彼らを支えた神戸のドイツ人商人や日本人との関係に焦点を当てます。鳴門から神戸へ。彼らの人生をたどることで見えてくるのは、戦争という過酷な時代を生き抜いた人々の「交流」と「共生」の記録です。
板東と神戸を結ぶ、知られざる歴史のつながりをぜひご覧ください。
開催日時
令和7年4月15日(火)から6月11日(水)まで
午前9時30分 から 午後5時(入館は4時30分まで
※休館日 第4月曜日
開催場所
鳴門市ドイツ館 2階 企画展示室
〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55-2
観覧料
大人400円、小中学生100円/常設展と共通
展覧会チラシはこちら
2025.4ドイツ館企画展[PDF:11.1MB] 【クリックして拡大表示】
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