解説:病気

1.脳卒中

 脳の中の血管が破れたり、血管の中に血の塊ができて、脳の血液循環が悪くなっておこります。
 急に意識を失ったり、呼吸が不規則になります。
 アルコールくさいからといって、アルコール中毒と決めつけないように注意しましょう。

応急処置

 

2.脳貧血

 脳に行く血液の流れが一時的に少なくなって起こります。
 顔色が青くなり、冷や汗をかき、皮膚が冷たくなります。
 めまいや、気が遠くなり、手足の感覚がなくなるような感じがします。 

応急処置

 

3.心臓病

 狭心症や心筋梗塞は、心臓の筋肉に栄養を送っている血管(冠状動脈といいます)に突然異常が起こり、血液の流れが悪くなったり、止まったりして起こります。
 蒼白になり、胸を押さえてうずくまるか、ばたっと倒れ、呼吸困難になります。

応急処置

 

4.けいれん

 てんかんや乳幼児の発熱によることが多いのですが、希に重い病気が原因のこともあります。
 意識がなく、呼吸困難となり、顔色は青くなります。
 大体1~2分間、長くても5分以内でおさまります。

応急処置

 

5.中毒

 化粧品、洗剤、塗料や接着剤からの揮発性物質、麻薬、薬品などを食べたり、飲んだり、皮膚から吸収したり、肺に吸い込んだり…。
 傷病者自身や目撃者からの知らせ、薬品の入っていた容器など、健康な人が急に意識障害、呼吸困難、吐き気、けいれんなどの症状を起こす、唇、口の周りのただれや、吐く息の臭いなどから判断します。

応急処置

 

6.食中毒

 調理してから食するまでに時間のたった食物、生の食品が細菌で汚染されたりした、その細菌そのものや、細菌の出す毒素が中毒の原因となります。
 種類としては、
1.腸炎ビブリオ、病原性大腸菌(O-157)、サルモネラ菌などの細菌感染が中毒症状を起こすもの。腸炎ビブリオは貝類を生で食べるとおこりやすい。
2.ブドー球菌やボツリヌス菌など、細菌が出す毒素で中毒を起こすもので、ブドー球菌はクリームや餡を使用したお菓子、ボツリヌス菌はソーセージ、ハムなどが原因となりやすい。
といったものがあります。
 症状としては、腹痛・嘔吐・下痢ではじまり、熱が出る。
 ボツリヌス菌が原因でおこる中毒では、物が二つに見えたり、飲み込むこと、呼吸が困難になります。

応急処置