中毒・食中毒

中毒(食べたり飲んだり)

  • 飲んだ薬品の容器に注意書きがあれば、その指示に従う。
  • 手当をしている間、医療機関や中毒110番に電話して、指示を受ける。
  • 医療機関に運ぶとき、薬品の容器や傷病者の吐いた物を持っていくようにする(証拠物となるものはすべて)。
  • 意識が無いときは、気道を確保し、吐いた物などがつまらないように、横向きに寝かせる。
    呼吸が止まっていたら人工呼吸を直ちに行うが、毒物の性質がわからない時には、器具を用いる人工呼吸がよい。
  • 意識があるときには、多量の水を飲ませて、毒を薄めて吐かせる。
    ただし、吐かせてはいけない場合もあるので、注意が必要である。

 

食中毒

 手当としては

  • 吐いたものが気管に入らないようにする
  • 吐いたものなどは医師に見せる

 

ガス中毒

  • 入り口を広く開き、室外の新鮮な空気を肺一杯に吸い込み、息を止めて室内に入り、窓や扉を開き、外に顔を出して呼吸をするか、一度外に出る。
  • 新鮮な空気のところに傷病者を運び出し、衣服を緩める。
  • 呼吸が止まっていたら人工呼吸をする。
  • 体を起こしたり、ゆすったりすると吐く事があるので、静かに運ぶ。

※ガスによる中毒の場合、救助者の安全確保についても十分な注意が必要。
 ガスの充満した室内に救助に入る時は、できるだけ複数の人で安全を確認してから行うこと。
 また、爆発の危険も考えて室内では電気のスイッチに手を触れないようにする。
 静電気の火花でも爆発が起こりうるので、異常乾燥時には注意が必要。

 

一酸化炭素(CO)中毒

 ガスや灯油などの不完全燃焼が原因でおこり、死に至ることがあります。
 燃焼器具は正しく使い、正常に作動していることを確認し、十分な換気を心がけること。
 密室した室内でCO中毒と酸素欠乏が一緒に起こることが多く、頭痛、吐き気、耳鳴り、めまい、意識障害が起こり、呼吸困難となります。
 また、意識より先に手足の神経が麻痺してしまい、途中で中毒に気づいても手足がきかないことがあります。
 また、塩素ガスによる急性中毒は、CO中毒のように麻痺作用がなく、まず眼、鼻、喉に刺激的な症状があらわれるので、すぐにその場から避難すること。

※CO中毒者への人工呼吸は、ポケットマスクなどの器具を使うこと。なければハンカチ一枚でも。

 

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