有事の際に住民をどう守るのかを定めた、国民保護法に基づく県内初めての実働訓練が2月6日、市内4会場で行なわれました。
訓練はサリン散布によるテロを想定したもので、国、県、鳴門市、警察、消防、自衛隊、自主防災組織、医療関係者など85関係機関約1300人が参加。会場の大塚スポーツパークでは、自衛隊員や消防士、警察官、医師らが特殊防護服を身にまとい、被災者を救護所へ移送、解毒剤の投与、サリンの除染を行ないました。続いて、医療処置の優先順位を決定する『トリアージ』が行われ、重症患者は災害ヘリなどで病院へ搬送されました。このほか、鳴門病院では多数の患者を想定した治療訓練、市立図書館周辺では住民約200人による避難訓練、ウチノ海総合公園では市婦人防火クラブなどによる炊き出しや医師のメンタルケアを含めた救護訓練がそれぞれ行なわれました。
参加者たちは、初めてのテロ想定訓練とあって、ものものしい雰囲気の中、緊張した表情で各自の役割を確認しながら取り組んでいました。